新聞記者




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・NETFLIXオリジナル 50分☓6話
更新日
2022年2月23日
あらすじ
東都新聞のジャーナリスト・松田杏奈(米倉涼子)は、自分の信念に従い、官邸での記者会見でも忖度なしの質問を連発。その姿勢はマスコミの中でも目立ってしまい、周りから“新聞業界の異端児”と呼ばれている。そんなある日、中部財務局が官邸の意向を受け、総理夫人が名誉校長を務める「栄新学園」に格安で国有地を売却していたことが、他紙よりスクープされる。追い続けているAI詐欺事件から離れ、栄新学園をめぐる疑惑を追うよう北村編集長(吹越満)から指示された松田は、この件の調査に取り掛かる。
その裏では、関係者による隠ぺい工作が始まる。栄新学園に土地を売却した中部財務局には、静岡時代の元上司・黒崎統括(田口トモロヲ)から呼ばれ、倫理観の強い官僚・鈴木和也(吉岡秀隆)が赴任した。そこで彼を待っていたのは、公文書を改ざんするという信じられない違法行為。妻・真弓(寺島しのぶ)は、何かに追い詰められていく夫の異変を感じながらも、見守るしかできない。
そして、その土地売買問題に関わってしまったのは、総理夫人付きの官僚・村上真一(綾野剛)。のちに政権に不都合な情報をコントロールする内閣情報調査室への異動を命じられる。一方、新聞配達のアルバイトをしながら就職活動をしている大学生・木下亮(横浜流星)は、政治や社会に全く関心がなく、栄新学園をめぐる疑惑も遠い世界の話だと感じながら日々を過ごす。そんな中、限界まで追い詰められた鈴木が自殺。これをきっかけに、さまざまな立場にいる人間の思惑が入り乱れていく。(てぃびまが 記事より引用https://saru.co.jp/tvmaga/shinbunkisha-arasuji/)
作品概要
映画と同じ藤井道人の監督により、米倉涼子主演でドラマ化。Netflixオリジナルシリーズとして、2022年1月13日から全世界同時配信された。実際の森友学園問題をモチーフとした事件(内閣総理大臣である安倍晋三の妻・安倍昭恵首相夫人関与や文書改ざんを追及する)を追う、米倉涼子演じるジャーナリストを描くヒューマンドラマ。モリカケ問題の実話に沿ってノンフィクション的に再現される。(Wiki 新聞記者 2022.2.13)
ポイント
・主人公の新聞記者松田杏奈は東京新聞の望月衣塑子がモデルとなっている。原案も本人。
・映画版は政治色が強いため、主演女優を韓国人女優が演じたが、映画版ではドクターX色からの脱却を図っている米倉涼子が演じている。
・共産/立憲などの左派からは支持されているが、当事者である赤木雅子氏(自殺した近畿財務局元職員の妻)からは制作陣と何の話し合いもなされずに、制作されたとして批判されている。なお、当初赤木氏をモデルとした役に小泉今日子が出演予定であったが、降板したため寺島しのぶが演じている。
・海外の評価では、英ザ・ガーディアン紙のジャック・シールは新聞報道や政治不正が幼稚な目線で描かれ、同情的なメロドラマにすぎないと批判している。ただ、寺島しのぶの演技は好意的に評価。
・制作側は完全フィクションとしているが、史実に忠実再現されているとして視聴すると、政治・社会の闇を垣間見ることができる作品。